2008/08/19

(No.541): 祖父が将軍と聞かされること


徳川幕府の最後の将軍、徳川慶喜が
大正時代まで生きていたということを知り、
不思議な心持になる。

徳川の将軍なのに、生きていた時代は
江戸時代よりも明治時代の45年間の方が長い。
天保8年(1837年)~ 大正2年(1913年)。


徳川慶喜


そして、もっと驚いたことに、
徳川慶喜の9男である、徳川誠さんは明治20年生まれだが
なんと昭和43年(1968年)までご存命であったとのこと。

よく考えてみよう。
だって、お父さんが徳川の将軍である。
そんな人が筆者が6歳になるまで、同じこの世界に
共存していたとは、甚だ感動致した次第。
だって、徳川幕府なんて学校の教科書とか大河ドラマでしか
出てこないじゃん。そんな人達と同じ時空間にいたなんてッ
という感動である。

いや、その誠さんの子供であれば、俺のお祖父ちゃんは
徳川の将軍だったんだぜッ、ってなものである。
しかし勘定するとその子供さんとて大正生まれくらいか。

時代というやつは
これで案外、身近なものなのかも知れない。








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