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一向に円形ハゲに髪が生えそろう気配がないので
ドラム練習をする。
一向にドラムがうまくなる気配がないので
わりと大きい音の放屁後、スティックを2本まとめてへし折る。
一向に放屁による臭いが流れていかないので
投企と被投性について粛々と議論する。
「それは君、いつもすでに自己の可能性に向かって
開かれている現存在固有の存在の仕方だよ」
「具体的には理解という形をとるんだ。」
つまり、至極簡便に言い換えれば
最低から最高に遷移する、
そうなっていくさま、或いはそうなっている存在を指す。
や、存在の仕方がビューだ。
「ビューかね」
「ビューだ」
や、すごかった。
物語ではなく、何の特別な「力」が与えられていない
超リアリティにおける物語のなんと説得力のあることか。
興味在る無し云々ではないことがわかった。
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