2008/09/10

(No.561): クラーベを比べるの噺


怒涛のドラム教習。練習。

なんだ、クラーヴェって昔から無意識に
やっていたパターンではないか、と気付いた。

クラーベには沢山種類があるようだが、その中の一つが
筆者が昔から手癖の如く身体が覚えていたパターンと同一であった。
しかし、パターンは同一なのだが、打ち方が全く異なっていた。
ソンクラーベのツースリーは下のパターンである。

RlrL rlRl rlRl Rlrl

(文字一つが16分音符)
(R:アクセントストロークの右)
(L:アクセントストロークの左)
(r:タップストロークの右)
(l:タップストロークの左)




ちなみに、くだんの筆者手癖リズムが下のパターンである。

LrrL rrLr rrLr Lr△△

(文字一つが16分音符)
(L:大きい音の左)
(r:小さい音の右)
(△:休符)
アクセントが左だけ、で且つ右は細かく刻んでいるだけ。
しかも最後は休符。


双方とも聴いてみれば一目瞭然、いや一聴瞭然である。
つまり、鳴る音は同じである。

練習してみると、左右交互の本来のクラーベの方が
はるかに良い。当たり前だが。
しかもこれは感覚的にやりやすかったので
只管黙々と練習する。

それにしてもクラーベはカウントを歌うと
とたんに全く出来なくなる。
アクセントの位置につられてしまって歌えないのだ。
ただ、キック足で4分頭は、このクラーベのパターンであれば
なんとか出来るようになった。
しかし、こちらも2拍4拍にハット足を入れると、
とたんに滅茶苦茶になる。

日々訓練あるのみ。
夜の砂場で回す。




16分音符でのアクセント移動が難しい。
即ち、下の譜のような練習。

Rlrl ×4
rLrl ×4
rlRl ×4
rlrL ×4

特に2番目の「rLrl」が難しい。
1打目右のタップストロークと
2打目左のアクセントストロークとの組み合わせが
塩梅悪い。

なんか、こう、「グワシ」がぴくぴく痙攣して
できそうでできない、そんなニュアンス。

右足のキック4分打ちをやりながら
もちろんカウントを歌いながらの練習であるが
右足キックがアクセントの移動とともに影響されてしまう。

邪念、雑念を全て払い、
ただただ時間を刻むことに専念するのだ。



このアクセント移動というのは
非常に実戦的でドラムパターンとしても
十分使えそうなものだと感じた。

特に、3連譜におけるアクセント移動は
得意分野になりつつあるほどに打ちやすい。

Rlr Lrl ×2
rLr lRl ×2
Rlr Lrl ×2
rlR lrL ×2

なぜか3連は左のアクセントストロークも
わりと綺麗にできるのである。
4分のキックも問題ない。

バスの駅から放つ。







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