2008/09/13

(No.564): 連休初日の四つの噺


三連休の初日は当然仕事。
朝、普通にブロロン出勤する。
道はがらがら。
荷物を積んだツーリングに向かうバイクは皆、反対車線を走る。





サンレコ10月号流し読み。
oasisのリアム・ギャラガー氏のインタビュー。
今度のoasisの新譜は基本一発録りだという。
元々荒いUKロックだったが、
さらにライブ感を持つ作品なのだろうか。
リアム氏はコンピュータでの編集には
かなり否定派であるようだ。


EQの特集。
特にドラムへのEQは非常に興味深い。
ポイントとなる周波数、帯域、ゲインが参考値として
掲載されているので実践的である。





細野さんの「FLYING SAUCER 1947」はアルバム全編を通して
特殊な空気感がある。
それは空気そのものを録音しているということにも
多少関係が有ると思われるが、
全体を通して帯域というものが、非常に狭い印象である。
中低域が際立っている。

1950年代のリボンマイクによる細野さんボーカル録りにも
特徴されるように、「セピア色の音」という表現が相応しい。

音楽をプロデュースするという作業は、信念と責任に
挟まれた困難な仕事だと筆者は思う。
即ち、くだんの「FLYING SAUCER 1947」の
サウンド・プロデュースにおいて、
極端な「中域のデフォルメ」、それに伴う「歪み」を、
どのように商業的且つ音楽的に昇華させるべきかという難問に対し、
それを滞りなく実現させている点である。

iPod再生しているその楽曲が
先進的ハイクオリティの音響を持つ楽曲に挟まれていたとしても
何ら遜色なく存在感をアッピールできている。




残り後5kmの地点で、ゲリラ豪雨。
あれ、道が濡れてるな、雨でも降ったのかなと
小金井公園を抜けた市境近辺の道をブロロンと
ニーグリップも小気味よく疾走していたと思いねえ。
その僅か3秒後にボタボタという表現に相応しいような
大粒の雨がどじゃーと見舞う。
今年5回目のゲリラ豪雨に遭う。

もー洗車したばっかじゃん。





嗚呼最高だ。







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