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千年以上も前、日本の政を司る連中は
普通に怨霊を恐れていた。
自分たちの野望の為に、
もっといえば欲の為に、
ライバルを殺す。
非道な事をやるたびに
それとは相反し
自分たちが陥れた連中の魂を恐れる。
怨霊の恐ろしさに、都(首都)を他の場所へ
移すことまでしている。
そこまでしても、なお、欲望のために
人を陥れ、そして殺す。
そして、その怨霊を恐れる。
この矛盾した営みの心理とは
如何なるものであろう。
恐れるあまり、怨霊を神さまとして崇め奉る。
日本は怨霊の国といっても過言ではない。
八百万の神とはよく言ったものである。
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