2008/10/27

(No.604): 打ち止めM400


ひょいと、左側から顔を出したのは
真っ赤なM696だった。
そもアイドリングの音でドカだ
ということはわかっていた。

人が乗っているM696は非常にコンパクトに見える。
実際、M400よりも若干短いし、且つ、軽い。
700ccなのに400ccよりも軽い。


そのDUCATI Monster400 ついに生産終了との由。

おそらく、普通二輪で乗れるドカティはなくなるのだろう。
バイクの免許は、教習所で大型二輪が取れるように
なっているので、普通二輪免許の需要が減っている
のではないだろうか。
たいていが大型まで一気に取ってしまうらしい。
そのように教習所も勧めているという。

400ccオートバイのラインナップが
すごく狭くなってきている。
対照的に250ccは豊富になってきた。
Kawasaki Ninja250Rなどは好例であろう。

なぜなら、400ccは車検がある。
どうせ車検があるなら大排気量に乗るだろう。
大型所持者ならば。
250ccは車検もなく、手軽という意味で大型所持者の
セカンドバイクなどにもなっているのだろう。

以上のような状況を鑑みれば
DUCATI Monster400も生産終了するのも頷ける。


しかし、筆者は400ccというクラスは大変好きだ。
250のようなお手軽感もある上に、排気量相応の安心感もある。
かといって、リッターバイクのような威圧さはない。
身の丈にあったクラスといえよう。

大型免許を取ったとしても、
嗜好の変化には何ら影響を与えないであろう。








0 件のコメント:

コメントを投稿