2008/10/31

(No.608): 時差ボケのジョブチェンジ


2004年から連綿とやってきた今のシゴトが
今週の月曜日を境に、何の前触れもなく
唐突に、突然、別のシゴトをすることになった。

別のチームのシゴトの種類と量が増えたため
リソース増強ということで筆者にオファーがきた。
水面下では根回し的なことがあり、
オフィシャルの会議の席で正式に決定してしまった。

根回しがあったので、何の前触れもなく
という表現は少々微妙ではあるが
後になって、ああそうかあれは根回しだったのか
と気が付くくらいのものであった。

長年、同じ系統のシゴトに就いていたものだから
毛色の違うシゴトなんか出来ないよな、などと
思ってはいたが、実際自分がその境遇になってみると
思ったより淡々としているように感じる。
客観的にはむしろ、モチベーションもほんの僅か
上がっているように感じる。

今までのシゴトはゼロから積み上げていったものなので
愛着はある。突然、別なことをやることになった寂しさや
未練がないわけではないが、
結局、なんだかんだ言っても、ただのシゴトなので、
あまり感情移入しても困るのだ。
ましてや、下位メンバーがいる身にとっては
そんなことを思っていても、これっぱっこも
お首にも出さないのが粋ってもんだ。

これが、例えば、テクノをやめて、演歌をやれ
と言われるのに比べたら屁でもない。


それだから、さっきまでやっていた進行中の
プロジェクトのシゴトを旧メンバーにさっさと引継ぎ、
月曜の夕方から全く別な思考を巡らせるという
貴重な体験をした。

このあまりの次元の違いは、海外旅行した際の
「時差ボケ」に酷似している。

唯一悶々とするのは、このシゴトの進め方が
難しいことである。
嗚呼禿げそうだ。







0 件のコメント:

コメントを投稿