2008/12/12

(No.645): 驚愕の体感温度


泣きながら拾い上げた石の中に
1億3千万年前の海老の化石が埋まっており、
しかも、それが未発見の新種だということで
学名に自分の名前が冠された日にゃ
真冬全裸二輪大会の準優勝よりもはるかに誉れであろう。

夏のライディングも好きだが
冬のライディングも好きだ。
面倒臭い重装備を背負う。
シールドが曇る。
なにしろ、寒い。
しかし
ここ数日の気温はこれが12月なのか
と驚くほどに暖かい。

そんなのはほんの僅かである。
冬は寒いのだ。
どこが楽しいのだ。寒い。寒すぎる。




外気温10度、湿度20%、オートバイの時速60kmの
ライダーの体感温度
ずばり -2.5 度

マイナスにーてんごどッ
口にしてみよう。

えらく愕然とした。
外気温10度といったら、むしろ普通の東京の初冬の気温であろう。
これが、日中でも5度とか4度とかになると
自動計算しなくてもわかる通り、
常軌を逸した数値になることは陽を見るよりも明らか。

暑がりの人。
夏など言うに及ばず、真冬でもちょっと暖房が効き過ぎたり
ちょっと身体を動かしただけで、暑い暑いと
大汗をかくような暑がりのあなた。

今すぐに冬のオートバイに乗って欲しい。
いや、乗るべきだ。
おそらく、マイナス体感温度が心地よく感じるのではないか。

心底羨ましい。
筆者は、夏でもめっぽう寒がりの人なので冬は特に辛い。
ましてや、オートバイで氷点下の世界を文字通り体感している。

それでも乗るってぇのは、
おめぇいってぇどういう了見でぇ。








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