2009/03/15

(No.726): dewey 2009-2


deweyのスタジオ練習。土曜日。
前回は12月の末であったので
実に2ヵ月半ぶりの練習である。

去年、3曲ほど練習した曲と、今回新たに新曲を追加し
あーでもないこーでもないとスタジオで遊ぶ。

新曲は筆者の昔の楽曲である。
deweyの方向が当初考えていたものと違ってきたが
それもまた面白いのでいいことにしよう。

新曲は速い。BPMが145はあるだろう。
しかもドラムやりながら歌う。
基本8ビートだが、所謂高速8ビートに属する。
たかだか145程度で高速とは言わないかもしれないが
筆者にとっては、十分に高速である。

この曲はBPMを落とすととたんにチープになる。
もともとチープなのを速いテンポにすることで
誤魔化しているのだから、当たり前だ。

叩きながら歌う、ということが難しい。
高速8ビートはハット8分叩きが鬼門であり、
速すぎて叩けないのである。
しかし、歌はハットを8分で叩かないとうまく歌えない。
これはクセである。

高速8ビートのハット8分叩きは練習すれば
かなりの高速を叩けるそうだが、筆者はご存知のように
練習嫌いであるので、せいぜいBPM130程度が限界である。

従って、おのずと
ハットも8分ではなく4分で入れて、キックも1拍目だけ。
ドンタンドンタン方式で叩くことになる。

これだと、叩けるのだが、歌がうまく歌えなくなる。
仕様がないので、途中でハットをライドに変えてみた。
ライドはバウンドがあるのでハットより高速に叩きやすいのだ。

しかし、今度はうるさい。
効果的になら問題はないのだが、全編に渡ってライドを叩くと
音と音の間にライドのサスティンが埋もれておりうるさく感じる。


それにしても、人力で演奏する場合の
こういった不自由さというものが本当に素敵だ。
演奏技術ではなく、アイデアとセンスで形作られることが多い
電子音楽系では味わえない醍醐味である。









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