2009/03/24

(No.734): インディアンと雨


過日、会社にて。
雨と風がひどい日に、外出することになる。
「雨がひどくて外に出たくないなー」と筆者が言うと
彼はこう言った。
「なんで雨が嫌なんです?全然わかんない」

「え?嫌じゃないの風も強くて、雨だよ台風みたい」
「だから、なんで雨が嫌なのか僕には全然わかりませんよ」
「え?濡れるじゃん」
「それが?何か?濡れるだけですよ」
「・・・・・・」

なるほど、と思った。

昔なにかの本で読んだが、ネイティブ・インディアンは
太陽に感謝し雨に感謝し風に感謝するのだそうだ。
我々はインディアンではないが、そういう自然の事象が
現代社会の中で如何に無頓着に扱われているのか
ということがわかる。

そうだ。
たかだか濡れるだけのことだ。
それが何だというのだ。

そんなことは、要件もままならない先の見えない
この案件の数多問題に比べたら、
鼻くそと同じくらいどうでもよいことではないか
ということに気付かされた。









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