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旧友Nと地元私鉄駅にて逢う。
お互いの仕事について熱い議論を交わす。
「ところでN、新説を入手したぞ」
「いかなる」
「出雲大社はオオクニヌシの牢獄だったという説だ」
「その心は」
「オオクニヌシはスサノウの数代後の孫ではないのだ」
「そうだろう。文書では突然現れるのだオオクニヌシは」
「いきさつはこうだ」
「聞こう」
「シュメールより流れて日本の出雲についた龍の一族は
出雲を統治していたが、牡牛の一族であるスサノウが
その牡牛から追い出されて、出雲へ逃れてきた。
スサノウのヤマタノオロチ退治は、むしろ龍の一族を
手中に収めたことを意味するのではないか。
つまり、出雲はカタチの上では牡牛の一族に下ったとみれる。
そして龍の一族の長であったオオクニヌシは出雲大社という
巨大な建造物の中で幽閉されたのだ。
龍の一族は流れ流れて東北へ落ち延びるのだが、
その後、オオクニヌシは出雲大社で果てる。
その怨霊を封じるため、オオクニヌシを祀るのだが
同時に、牡牛の神々(天津神系の神々)も同時に
奉るのである。
こうすることで、オオクニヌシ(国津神系)の周りを
天津神系の神々が包囲するというカタチで祀ることができる。
崇めると同時に封じるという体である」
「だから、あんな巨大で高い建造物を作ったのか」
「それとこれは国家機密だが、
オオクニヌシもスサノウもグレイタイプのエイリアンだ」
「ああよく知っている。アマテラスも、ナガスネヒコもな」
「そのとおりだ」
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