2010/03/07

(No.1052): 牡牛と龍と


旧友Nと地元私鉄駅にて逢う。
お互いの仕事について熱い議論を交わす。


「ところでN、新説を入手したぞ」
「いかなる」
「出雲大社はオオクニヌシの牢獄だったという説だ」
「その心は」
「オオクニヌシはスサノウの数代後の孫ではないのだ」
「そうだろう。文書では突然現れるのだオオクニヌシは」
「いきさつはこうだ」
「聞こう」
「シュメールより流れて日本の出雲についた龍の一族は
出雲を統治していたが、牡牛の一族であるスサノウが
その牡牛から追い出されて、出雲へ逃れてきた。
スサノウのヤマタノオロチ退治は、むしろ龍の一族を
手中に収めたことを意味するのではないか。
つまり、出雲はカタチの上では牡牛の一族に下ったとみれる。
そして龍の一族の長であったオオクニヌシは出雲大社という
巨大な建造物の中で幽閉されたのだ。
龍の一族は流れ流れて東北へ落ち延びるのだが、
その後、オオクニヌシは出雲大社で果てる。
その怨霊を封じるため、オオクニヌシを祀るのだが
同時に、牡牛の神々(天津神系の神々)も同時に
奉るのである。
こうすることで、オオクニヌシ(国津神系)の周りを
天津神系の神々が包囲するというカタチで祀ることができる。
崇めると同時に封じるという体である」
「だから、あんな巨大で高い建造物を作ったのか」
「それとこれは国家機密だが、
オオクニヌシもスサノウもグレイタイプのエイリアンだ」
「ああよく知っている。アマテラスも、ナガスネヒコもな」
「そのとおりだ」








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