2010/06/09

(No.1134): ボコーダーとバックトラックと


筆者のエレクトロユニットであるstereogimmikの楽曲を
次回deweyのライブでやることになった。
次回deweyのライブは、前回5月のライブにも増して
より電子音塊色の強い傾向である。
しかしベース+ドラム+鍵盤の3ピース構造は変わらず、
つまりその色を諸共包含するような
そんな塩梅式を三人で構想している。

そんな中にあって、セットリストの一曲に
拙stereogimmikの曲を選んだ。
flohmarktという曲。

stereogimmikのライブでは必ず演奏する曲だ。
手前味噌ながら、キャッチーで且つ
人あたりのいい曲だと思っている。
独特の偶発シーケンスを基調とした
ダウンビートなダンストラックである。

stereogimmik初見のオーディエンスの反応は
この曲を聞くとだいたい納得されていく。
良い意味でも悪い意味でも。

stereogimmikで使用しているその曲のCubase音源から
dewey用のバックトラックを新規に切り出した。
ドラムとベースは生演奏になるので、
バックトラックからは極力廃した。

しかし、例によって、カウント的な音がないと
そもそもドラムが叩けない。
よって、オリジナルにも入っている8分刻みのノイズとか
リズム系ガイド音はそのまま残した。
オリジナルのベースはedieによるMC307のポン出しだが
その音も低域をカットして薄く重ねてみた。

で、筆者がライブで生演奏しているノードリードの
メロディは全面カット。
主メロ等の上物は平さんの鍵盤にお任せする所存。
お好きにアレンジしてください。

実は、今回のdewey用バックトラックは、
リズム系以外、全てedieポン出しのMC307を録音した
音源を使用している。
特に特徴的なダンスフロア系シーケンスフレーズと
後半のフェイクなピアノは、全てMC307である。


これをミックスダウンし、メンバーへ送った。


が、しかし。

この曲(というよりstereogimmikは)はボコーダーが
特徴的なのである。
stereogimmikといえばボコーダー
笑点といえば林家木久扇
サザエさんといえばノリスケおじさん
どちらもやはり外せないデバイスなのだ。

で、deweyライブの際には、一応筆者楽曲ということもあり
筆者が唄うことになる。
というか、ドラムを叩きながら、しかも、ボコーダーの
メロディを、素で生声で唄うことが、先ず非常に困難である。

僕にはできません。どうすればよいでしょう。
殴って下さい。
と、メンバーに相談したところ、
オケに入れちまえこの低所得者野郎がッと
おっしゃって頂けたので、きっちりとオケに混ぜてみた。


ライブではボコーダー音と生声のミックスでお届けできる。
こりゃ、面白くなるぜだんな。












 

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