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先週から中国の人達とシゴトをしているが
合間で中国語講座や中国文化についての
レクチャーを受ける。
中国語の発音がこれほど難解で難しいもの
だということを改めて知った。
英語の発音に近い音もあるし、
中国語独特の発音も多い。
シューともシーともジュューともつかない
ノイズ音の発声の仕方がものすごく難しい。
破裂音とかも。
pin yinで書くと
zi、 si、 ci、shi とかだったか(忘れた)
あと、un とか。
ドイツ語みたいにウムラウト表記がある。
ウとオの中間音とか、ウとアの中間音とか
もう難しすぎる。
しかも、その音だけではなく、
一声~四声のイントネーションも加わる。
中国の小学校では、先ず、発音の授業があるのだそうだ。
子供の頃は、中国の人もなかなか覚えられないという。
だから学校の授業にもなっている。
母国語の発音の授業があるなんて日本では考えられない。
あと、日本の漢字の音読みは
中国語から来ているというのが改めてわかった。
当たり前といえば当たり前だが。
例えば、「対」
pin yin は dui4
カタカナで書くと「ドゥイ(ェ)」と「トゥイ(ェ)」の中間くらい。
日本語では「対」を「つい」とも読む。
なるほど、似ている。
ちなみに意味は日本語とは随分と違う。
中国語の意味は「正しい」とか、「そうです」である。
例えば「先」
pin yin は xian1
カタカナで書くと「シエン」か。
日本では「先」は「せん」と発音する。
「シエン」と「セン」か。
なるほど、似ている。
意味は日本語と同じようだ。
例えば「走」
pin yin は zou3
カタカナで書くと「ゾオウ」か。
日本では「走」は「ソウ」と発音する。
濁ってはいないが、なるほど似ている。
ところが意味は日本語と全然違う。
中国語で「走」は「帰る」という意味。
ちなみに
中国語の「走る」という意味の漢字は「路」だという。
ところで「塩梅式」は中国にはない。
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