2010/11/23

(No.1263): BPM70と試聴と


昨日の約束通り、一日スタジオ仕事。
スタジオ機材群を引っ張り出して
先ずはスタジオを作る
アナログミキサーは出さずに、マイクプリを使用した。
ノードリードのアウトをマイクプリのインへ接続し
マイクプリのアウトをオーディオインターフェイスへ接続。

そして、MACKIE BabyHuiを出したのだが、結局使わず
ミックスダウンが主な作業の場合は重宝するが
今日は曲作りと録音がメインなので写真撮影後
片付けてしまった。


昨日、思いついたフレーズは案の定
さっぱり思い出せないので
無から新しいフレーズを創造することにする。
とは言っても、いざ、鍵盤の前に座っても
何も出てくるはずもない。

作る前からBPMは決めていた。
BPM70である。
むちゃくちゃ遅い。
倍になっても140である。
理由はないが、deweyのライブを想定して
速めの曲の間にこいつを挟めば
箸置き的な安らぎの存在になるやもしれず。


ビヨビヨと変な音を出しつつ、
手癖のコードを弾きつつ、
コードの進行をなんとなく繰り返して弾いてみる。
しかしなかなか決まらないので、取り敢えず、
コード進行を4小節ほどの塊のパーツとして
部分的に録音し、オーディオパーツを作る


あとで、これを組み合わせて何とかしようと思う。
ちなみに、MIDIはほとんど使わなかった。
全部手弾きで、音源は全てノードリードとした。
ソフトウエアシンセは使っていない。
同じフレーズでも音色をいろいろ変えて録る。


作ったパーツを時間軸に貼りつけていく。
そしてドラムパターンを考える。
バックビートを基本になるべくクオンタイズかけずに
手打ちで打ち込む。
レイテンシーが酷すぎて、頭がズレズレなので
結局クオンタイズする。

遅いBPMでは王道の16分食いキックを入れ
同じくスネアにも装飾的16分低ベロシティ打ちを
入れた。
ハット系は4種類録音した。
ビートの要になるので、わざとぐでんぐでんにしたり
どりょんどりょんにしたり、へらんへらんにした。

その後、ノードリードで幾つかのサブメロや
ノイズや演芸や落語やコントや巨泉のクイズダービーや
パンシロンアップダウンクイズなんかを
適当にまぜこぜに録音した。

そしてベース録音。
ベースもノードリードだが、
マウスオンマーズのようなこもった低域の太い音で
上物フレーズ毎に重ねていった。
キックとベースのコンビネーションがいい感じになった。

しかしベースをはじめほとんどが手弾きで録音したため
もう弾けない。
MIDIなら譜面のようなものなので内容がわかるが
オーディオになってしまった状態では
もはや内容がわからない。
自分で弾いたにもかかわらずもう弾けない。
どうやって弾いたかも覚えていない。


暫定的ながら出来上がってみたら
だるいアンニュイアンビエントロービートちょとサロン風
という塩梅式となった。
まだ音を入れ足りないが、ライブ用バックトラック
としては多すぎる。
それはまた別ミックスとしよう。

後は、声を入れたい。
ミニマル的な繰り返しがいいかもしれない。

未完成ながら試聴ができるようにした。
ラフミックスなので、バランスもめちゃくちゃ、
エフェクトも一切なし且つノーEQ。
それでもよければ。 

11/29までダウンロード可能です。

Law of blasphemy

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