2010/12/16

(No.1282): 底寒と寒夜と


往路。低温。寒夜。
DUCATI六級改号696プラーッス。
今季初のオーバーパンツを履き
昨年買ったPOWERAGE製冬用ライジャケの
具合といったら、大合格点を大挙して
あげちゃう式で、オーバーパンツ、
真冬グローブとともに、二輪乗りボクちゃんの
冬の三大アイテムをここに集結させて駆る。

記憶によると2006年あたりの冬は
もう指先が危険なほど痛かった寒さだったが
ここ数年の冬はさほどでもない気がする。
温暖化という気候変化によるものか
しかし、よく、百何十年ぶりのとか
そういう説明を聞くと、なんだ何百年前も
同じことがあったんじゃん、
つまりそれって、温暖化へ進行してるんじゃなくて
繰り返しってことじゃん?ループ?サイクリック?
という想いを抱く人は多いだろう。


そんな想いを底寒い中を駆っていると
いつの間にか真後ろにバイクが張り付いてきた。
ライト加減や排気音、或いはチラ見の
ミラー越しから想像するとどうやら
原付二種スクーターらしい。
それがやけに近距離で後ろに張り付いている。

逆煽りともいうプレッシャーを後ろから
かけられる。
ぐいぐいとそれはもう凄まじい。
ドダンとダッシュしてみるが
ピタと真後ろにまるで牽引されているが如く
張り付いている。

696cc 80HPの加速はけっして速くはないが
それでもピザーラ三輪スクータよりは
多少速いと思っていたが
原付二種スクーターの機動性及び
瞬発力というのは眼を見張るものがある。
まったく振りほどけない。

それが7kmほど、続く。
ところが威圧がプレッシャーかと思っていたが
どうやらDUCATI696を視姦したいようだ。
何故なら、先に行かそうと思い
左側を空けて四輪の後ろに止まっても
けっして筆者を抜かそうとしないからだ。

最後は、筆者が到着したので
抜かされて終わった。










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