2011/05/08

(No.1385): 細野場聴


hosonova 拝聴。
円熟のとかそんな言葉が湧き出る
リボンマイクの独特の音響。
HOSONO HOUSEから38年ぶり、
自身のボーカル楽曲のみの構成。

聴けば聴くほど味が出る。
最初、一聴した時は
1940年代50年代のモチーフか
正直うーんもういいや と思った。

と、ところが、2回、3回と廻して
聴いていると、不思議な安堵感と
それに相反する高揚感を得られる事に
気付く。
細野さんの脳内具現化音楽。
言葉通り、古くて新しい音響と楽曲。
円熟のとかそんな言葉が湧き出る
リボンマイクの独特の音響。


筆者お気に入り。感想。


「Walker's Blues」
落ち着く。
そして、詞がとても素敵。
人生の指針。
シャッフルビートにぴったり。



「バナナ追分」
ほとんどの曲が遅いBPMで
3連シャッフルが多いが、
その中でも特にこの曲のグルーヴが
なんと心地良いことか。
まさに円熟の。



「Lonesome Road Movie」
この曲の鈴木茂さんのギターソロ。
この奥ゆかしい、
しかし恐ろしい存在感のギターソロ。
音色といいフレーズといい。

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