2011/07/11

(No.1441): 暑走所感


夏の二輪。
梅雨も明けたというから
夏と呼んでもいいだろう。
だいたい、この猛暑をして
夏じゃなかったら何だというのだ。

昨夏、
あまりの熱さと暑さに業を煮やし、
耐熱用として革切れ端を六級改号の
トレリスフレームの隙間に貼った
ことは記憶に新しい。しかし、
その方法も最終的には焼け石に水を
地で行く格好となり、這々の体で
元に戻したという塩梅だった。


そして今夏。
久々の二輪。
つまり梅雨明け後初。
革切れ端も貼ることなく駆るのだ。

当然のようにことさらに辛い。
焼ける日差しの中で、さらに
風を切れない渋滞に蟠っている
状態は正しく真夏の我慢大会だ。

言い換えれば、
セーターの上にどてら羽織って
ストーブを焚いてコタツに入って
熱々の鍋焼きうどんを食べるのと
等価である。
もう少し正確に言うなら、
そのストーブは股に挟んでいる。

だから
ガッツリ水分補給をしてからでないと
身の危険を感じる。
それくらい凄まじい。


しかし、はたから見ると、
バイクって涼しそうでいいなー
と思われるかも知れない。
特に、半ヘル半袖半ズボン、
おまけにビーチサンダルという
自殺装備で駆っている輩においては
涼しそうにも見えるのだろう。

筆者は一応夏用のメッシュとはいえ
肩と脊椎にパッドが入っている
ライジャケ(もちろん長袖)を
着ているのでぶっちゃけ、
すこぶる暑い。

そして、その暑さを倍増するのが
都市部における渋滞と、信号群だ。

確かに颯爽と走行している時は
風が流れるので涼しいと感じるが
如何せん、都内ではそれが長く
続かない。
渋滞でなくても100m先の赤信号で
すぐ停まる。

これの、繰り返し。
涼しくなるわけがない。


夏二輪
嗚呼楽しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿