2011/07/19

(No.1448): 独逸新香


筆者はSteinberg Cubaseを使用して21年。
Cubase 1.0の時代からのユーザーである。

当時、友人のATARIコンピュータで走る
Cubaseを見てカルチャーショックを受けた。
えんぴつ、消しゴムツールを使って
MIDIを書き込み、音を視覚化できるという
現実に驚愕した。
「キューベース」という名前もまた新鮮だった。
今までに聞いたことのない響きに
わくわくした。

あれから21年、現在はDAWというカテゴリの
ほぼ王者といってもいいくらいの存在になった。
当時はMIDIだけだったが、今では
レコーディングスタジオがそのまま
パソコンに入ったような、いや
今やレコーディングスタジオ以上の機能を
持っているだろう。

音楽を作る時、必ず筆者の側にあったのは
Cubaseだった。
ここ数年はバージョンアップもせず
未だに4のままなのだが(最新は6)
今の機能で必要十分という気がしている。

そんなCubaserな筆者だが、2011年の7月に
新たな音楽ソフトウエアの導入を決意した。
Ableton Liveである。
現在のバージョンは8。

これはCubaseのように音楽制作を中心とした
DAWやワークステーションというよりは
ライブパフォーマンスを重視し、楽器と
同じように演奏できるように設計されている。
もちろん時間軸を中心とした既存の
アレンジ・ビューもあるが
こちらはスタジオでじっくり制作する時用。
やはり特筆すべきはセッション・ビューと呼ばれる
ライブ・パフォーマンスに特化した画面である。


そしてなんといってもこのシンプルな
アイコンの羅列された画面の格好の良さ。
以前、前の仕事で業務アプリの画面デザインに
関して、他のSEはボタンやラベルなど3D化した
出っ張った型の方がいいと言っていたが
筆者は、断然にLiveのようなシンプルな
デザインの方が好きだ。

だいたいノブのデザインなど見てみなさい。
「の」の字ではないか。
この潔さが、Liveのロゴにまで昇華された
結果なのである。

そんじゃ使っていくので。
もちろん今後もCubaseは使っていく。
Liveは文字通りライブ用のツールという
位置付けとなろう。


ちなみに、SteinbergもAbletonも
ドイツの会社だ。









2 件のコメント:

平 さんのコメント...

以前「ライブでLiveの使い方教えてください」的書き込みに走った記憶がございます。

習得の暁には、ぜひご指導ください。
セッションビューの楽しさは、やはりMIDIコンありきなんでしょうか。

dewey エフオピ さんのコメント...

そうか!平さんLive持ってましたっけねー。
むしろ、教えて下さいッ切に。
右も左もわかりません。


ちなみにMacBookに入れたLiveの無設定具合は流石ですね。
標準のオンボロオーディオからでも素敵な音が出ました。
でもオーディオIFも物色中です。USBバス駆動の。

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