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さぁ、何も心配など要らぬ。
そのままの体で、こちらに来なされ。
ささ、遠慮など要らぬ。
そのままの頃合で、こちらに来なされ。
その順序立てた、整然と、矛盾のない
価値のあるその世界を抜け出して
へりくだった、まとまりのない、
鬱蒼としたこちらの世界へ。
第一義として、軽い。
何も持たない。
持つ必要がない。
そんじょそこらの軽快さとは
わけが違う。
すなわち
一切の風をすくって 大河の根幹と成す
くつろぎの菜籠と呼び 弾き多く
ヤブロンスキー図を 帯域に構えよ
さい
さて
一節の余韻の果て 雑踏に論難と託す
向かう拮抗の優劣を 弾き遠く
ヤン・ミルズ理論を 氷河に据えよ
さり
さた
(C)2012 lumb.fop
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