2013/04/08

(No.1955): 検眼に1時間半、おっさん同士で見つめ合う話し


過日よりバイク用眼鏡の重要性を説いて
きたように、前傾姿勢における一般的な
眼鏡装着では上目遣いになるため
視線がフレーム外になってしまうという
問題があった。
視界を確保するために首を立てたり
上体を起こしたりしているものだから
首などへの負担も大きい。
そもそもきちんとしたライポジを
つくれない。
これを解決するために前傾姿勢バイクにも
適合する眼鏡(当然度付き)を
作ることにした。

筆者の六級改号別名ducati m696plusは
バーハンドルではあるが
高さはノーマルであり且つハンドル幅を
ショートにしているため普通の
Monster696よりもキツイ前傾姿勢を採る。

しかし今頃なんだねキミは
さよう、既に車検も1回通したあとで
今頃になって前傾姿勢用のめがねめがねー
とまくしたてているキミはトホホ部族だよ
だってみたまえ、会社では後輩に
どんどんと追い抜かれてゆき、
上司は年下ばかりで気付けばキミは一人で
ギャニュギャニュ人生をリアルに
突き進んでいるではないか、だと、
おまえらなんたらリーダーとか
一生やってろクソ社畜ども
とJWAVEで言っていたので
新宿にある眼鏡屋を訪なう。

まくらが長過ぎだ。



くだんの京都のお店が良かったのだが
諸般の事情で断念。
前傾姿勢バイク用に適合する8カーブという
強烈なカーブを持つ度付きサングラス
または眼鏡。
探しまくった。
7eyeというメーカーのメガネが合致した。
これを扱っているお店、
東京では新宿にあった。

このお店、非常にマニアック。
3~4坪くらいしかない狭い店内。
当然フツーの眼鏡もあるのだが
お店全体から醸し出される
「ウチはJINなんとかやZOなんとかの
ような安直やっつけ的な仕事はしませんから」
的な匂いが立ちこめている感じ。
拘る人の店という感じ。

それもそのはず検眼に1時間半を有した。
こんなに細かい検査を受けたのは始めてだ。
様々な機械や器具を使った
非常に細分化した検査だった。
ドイツのなんたら法という検査だという。


ヘルメットを持参していったので
実際にヘルメットをかぶってその上で
購入する眼鏡を付けて視線の確認を行う。
視線がレンズのどこをメインで通過するか
に応じて加工を変えるのだという。
奥が深い。

しかしこの時、
お店の人(男性、おそらく40歳代)が
膝がぶつかるほどの至近距離で
正面に座り、見つめ合うので
視線がかなり泳いでしまった。
なんでおっさん同士でこの距離で
見つめ合わなければならないのだ。



それにしても
今までで一番高価な眼鏡になった。
8カーブの度付きはつくづく高価なので
気を付けてください。





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