2013/04/21

(No.1965): 漫画の散文(導入編)


いつぞやも記した記憶があるが筆者は
いわゆる週刊誌の類いは見ない読まない。
週刊何某系。
それと週刊漫画雑誌。
これもぜんぜん読まない。
珍しいことに子供の頃から週刊漫画雑誌は
読まなかった。
いわゆる少年マガジンだの少年チャンピオンだの
少年サンデーなどは読まなかった。

じゃ漫画は読まないのかと言えばノーだ。
読む。むしろ好き。
筆者の場合、週刊誌ではなく単行本化された
ものを買って読んだクチなのだ。
小学校の頃だと「ワイルド7」「最前線」の
望月三起也氏、
「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」の水木しげる氏、
「うしろの百太郎」のつのだじろう氏などだ。
中学になって知り合いの大学生のお兄ちゃんから
山上たつひこ氏の「喜劇新思想体系」を見せて
もらって性教育(変態系)を受ける。

大学くらいからは月刊ガロにハマった。
筆者大学1年1981年に久住昌之氏と
泉晴紀氏でのコンビ泉昌之のガロでの
デビュー作「夜行」を読んで衝撃を浴びる。
トレンチコートの男が夜行列車内で
幕の内弁当をドラマチックに食べる話し。
当時、これを読んで笑いながら感動しまくった。
こういう世界でいいんだという同じ匂いを
感じた。
それから現在に至まで久住昌之氏関係の
漫画本は必ず購入している。
久住氏ご兄弟のユニットQBBも捨て難いが
やはり泉氏の作画に久住氏のストーリーが
筆者は一番好き。

それと、少し時を置いて興味を持ったのは
つげ義春氏。
つげ氏のほうが活動歴はだんぜん古い
(1950年代貸本時代から)のだが
筆者がときめいて嗜好を向けたのは
80年代になってからだった。
つげ義春氏の本も買いまくって読み漁った。
特に旅ものの話しや晩年のシュールな作品
などが好き。
それとこれは漫画ではないが、つげ義春氏自身
の日記を本にまとめたものがあって
これが非常に面白い。


そして筆者の本棚の一つ。








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