2013/04/16

(No.1962): 一九六ニ回目の雑慮


さぁやって参りました第1962回目の
屑コラム。
これを西暦で読むとすれば1962年、
年号でいくならば昭和37年である。
これは筆者の誕生年の一つ前となるが、
筆者は早生まれゆえ、学年的に捉まえれば
同じ年と言っても過言ではあるまい。

だからどうした、それが何なんだ。

という身も蓋もないことは言わない方がいい。
つまりさね、あんがたちは
純として生きてゆくしかねぇん。

あんが、待って待ってそれで。

純としてなさ。

どっぺ、そねぇ待づ。

いやは、純でねすと。

ばっずのはてゆうても、些かいに
あんが、のれでもんのそ。

どっぺ、そんの。

よしょ、うしおになりゅぬ。

なはての、ナルガクルガでの?

あいはどっぺ、ナルガクルガはりょして。

あんは、あんは。

あんめ、せげね。



(編集註1)
アーディエ大陸の
ドンドルマからポッケ地方の言葉


(編集註2)
ナルガクルガ
[迅竜]
長い尻尾とブレード状の翼が特徴。
この尻尾からクナイ弾のような逆立った鱗を
飛ばすこともある。
夜間迷彩と思われる黒い体毛に覆われている。
樹海、密林などで目撃され、最近になって
ギルドに把握された。
木の上や茂みなど、暗がりを好んで生息しており、
特に旧密林では姿を捕捉することが難しい。
興奮すると目が赤く発光し、暗闇では
赤い二つの閃光の軌跡だけが宙を舞う。




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