2013/04/30

(No.1972): テクノ系ドラムにおけるモニター難問


そういえば以前、鎮Zさんとこんな話をした。


「僕はマウスオンマーズっていうドイツの
テクノバンドが好きなんだけど
鎮Zさんマウスオンマーズって知ってます?」

「知らない、どんなの?」

「うーんと、なんか普通の音が無いっていうか
フィルターでぐちゃぐちゃしてるんだけど
すっきりしてるっていうか」(説明ベタ)

「ふーん」

「・・で、ライブも何回も見てるんですけど
ドラマーのドドさんって人、イヤフォンも
ヘッドフォンもつけてないんですよ、
それで、きっちりオケと合わせるの」

「えー、でもそれ絶対クリック聞いてるよ」

「そりゃそうなんでしょうけど、でも
耳に何も着けてないんですよ、
コロガシではあそこまできっちり
合わせられないと思うんです経験上」

「うーん耳にモニター入ってると思うけど・・」


会話の内容はざっとこんな感じだった。
つまり、鎮Zさんいわく
打ち込み系というかバックトラック込みの
生ドラム同期演奏においては
ドラマーは少なからずオケやクリックを
モニターする仕組みがあるということなのだ。
当たり前といえば当たり前だ。


筆者はマウスオンマーズのライブはもう5回
6回?は観ている。しかも最前列とかで。
ドドさんの耳にはイヤフォンもヘッドフォンも
装着していない様子を何度も確認している。
確かに、非常に近い位置にコロガシと
呼ばれるモニタースピーカーはある。
やはりあれでモニターしているのだろうか。

確か、バッファロードーターだったか
のサポートドラムの人は自分の真横左右に
モニタースピーカーを配して、
大音量モニターでオケと合わせている
のは見たことはある。
ドドさんの場合、それとも違う気がするのだ。

テクノ系でドラム演奏した人ならわかると思うが
ほんとうにイヤフォン等でオケやクリックを
モニターしないと同期演奏できない。
普通のドラマーはそれが嫌で
打ち込み系ドラムやらないんだから。
ヘッドフォンすると自分のドラム音が聴こえ難く
なるのだ。










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