2011/08/16

(No.1472): 二輪帰向


朝、新宿駅南口前甲州街道上り。
信号停車していると
ビッグスクーターがするすると真横に付く。
そのビグスクに乗っている60歳手前くらいの
おじさんが
「このドカッティって何シーシー?」
と聞いてきた。

筆者はヘルメットのシールドを全開して
にこやかに
「六百九十六シーシーです」
と告げる。

「ドカッティってこれだけ?」

質問の意味がわからなかったので

「これはモンスターといいます。
モンスター696です。他にもあります」

「この排気量だけ?」

「いえ、1000CCのモンスターもありますし
前は400ccもありました、もうないんですけどね
今はこのバイクが一番排気量小さいです」


「ドカッティって音がうるさいじゃない、
あのチェーンがガチャガチャいう音、
あれしないね」

「あーそれはもっと大排気量のバイクですね」

これは湿式クラッチといって静かなんです、
と言おうとしたら、動き出したので
軽く会釈をして、お互い走りだす。



オートバイとは不思議な乗り物だ。
このように知らない人同士でも公道上で
同じベクトルで向き合える。
ある種の連帯感というか。

知らないおじさんに話しかけられたのは
これで3回目だ。





そんなわけで
deweyのライブ画像の一枚。


















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