2011/08/18

(No.1474): 猛酷暑憚


おい。夏、もうやめれ。
(熱帯夜、夜空に向かって
汗だくで慟哭しながら)
(1921年 繪孵緒碑の稜線 から)


本日、東京練馬区で37.9度を記録との由。

二輪往路でマジ倒れそうになった。
路上に黙って立っていても
汗が吹き出るほどのこの外気温において
股下には100度以上の熱を放つ
L型2気筒デスモドロミックエンジンが
まるで沸騰した鉄瓶の如く
チンチンと熱を発散させており、
ニーグリップするタンクでさえ
冬ならよかんべぇ的な熱さが伝導
されており、
股下は既に限界を迎えていた。

加えて、上半身には痛いほどの太陽光。
たかだか、1分半程度の信号待ちでさえ
熔けてしまいそうな過酷な環境である。

汗がばっと吹き出すが、走り出すと
同時にそれが風で冷やされるので、
多少の気持よさを感じる。
しかし、その風でさえ、本日は熱風であり
冷や冷や感の時間が短い。

往路後半、悪心がしてくる。
こいつは熱中症の早期症状かと得心する。
今ここで倒れるわけにはいかん
と気持ちを奮い立たせてどうにか到着する。

エアコン。冷房。
別世界だ。
水分を十分に補給し、トイレで全裸になり
最近お気に入りのギャツビー
アイスデオドラントボディーペーパー

で全身痛いほどの冷や冷や感を得ることで
ほどなく正常状態に復帰した。


この日記を真冬に読みたい。
嗚呼読みたい。












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