2011/09/25

(No.1506): 因果光速


光速を超える物質の話し。
以下に関連記事をリンクするので
詳細はリンクを参照頂くとして。
根底崩れた?相対論
相対性理論を覆す可能性をCERNが提示

2つ目のリンク記事にもあるように
まだそう決まったわけではないことを
但し書きとして書くとしても、
やはり心は疼く。

いやーこんなの物理学だけの世界の話で
別に庶民の僕らがどうのこうの
騒ぐお話しでもあるまい、
ましてや、僕らの暮らし向きに
影響があるのか、全然ないでしょ
ましてや、明日の会社の会議には絶対
何の関係もないし、そもそも
何がどう変わるっていうのさ
と、思っている方が大部分だろう。


いや、全くその通り。
その通りなのだが、しかし残念な事に
今までの我々の常識を少し変えねば
ならないかもしれない。
つまり、
「光の速度よりも速い物質がある」という
ことは、読み替えれば
因果律が崩壊するケースがある
ということだ。

つまりこういうことだ。


物体は移動しているものと静止している
ものとでは、その時間系は異なる。
例えば光速の90%で飛行しているロケットの
中の時間と、静止してそのロケットを観測
している人の時間では
ロケットの中の時間はゆっくり進んでいる。
静止している人の1秒はロケットでは
約0.4秒しか経っていないのだ。
そしてそのロケットが光速に達すると時間は
0になり、時間は止まる。

(アインシュタインの特殊相対性理論)
(実際はこれに加えて質量が無限大になったり
空間が縮んだりする)


そしてさらに、
光速を超えてしまうとどうなるか。
時間を逆に遡る。という理屈になるのだ。
しかし、そのような物質は存在しないという
ことになっている。


だから、ニュートリノの速度は光速よりも速い
とした場合、

スイスのCERNから発射されたニュートリノが
イタリアのLNGSで検出されたその瞬間には、
CERNからまだ発射されてないという事態になる。

さてその意味がわかっただろうか。


冷静に考えたら
マジ怖いぞ。









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