2012/04/22
(No.1692): タイムスケール四庵
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八百余年前の想いを辿り現世に帰依する。
険しい山の頂上には冷気の香りと退役の僧。
重厚な茅葺には差し伸べられない助力と猫の髭。
手厚い舞台には寡黙の理と写しの筆。
幾重にも積まれた山の苔には春雨の桜と孔雀の舞。
ついぞ、差し向ける生粋の誉れは、
ようようと活き立ち、達成と願う。
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