2012/04/25

(No.1695): その696の仕草


気がつけばすでに14,000km以上を駆っている。
六級改号別名ducati m696のおっさん。
六級改号の前はスーダラモンスター四百之介で
確か、23,000km以上は駆っていた。
新旧とはいえ、どちらもducati monsterである。

四百之介の思い出といえば2回のドナドナであり
確か初年度あたりは、インジェクションのご機嫌を
伺うことが多く、やるなーこいつと思っていたが
案の定、ある冬の朝、
昨日までは全開だったエンジンがセルは回るものの
全く発火せず、自宅にいながらドナドナとなり果て
レッカーのお世話になったのだ。
しかもそれが2回も。
いいバイクだった。
しかし、12ヵ月点検で燃調をみっちりと
やってもらってからは
乗り換えるまでの数年間は全く問題は起きなかった。
いいバイクだった。

このあたりのくだりは、2006年末から2010年くらいの
拙屑ゴミブログに殴り書いているので、
むさぼり探し読むのも一興。



唐突にモンスターのどこがいいのかといえば
ぎくしゃく感というかずんどこ感というか
乗り手にやさしくない手強さのような乗り味と
作りかけのような容姿、そして匂いだ。

旧モンスターの方が顕著だったのは言うまでもないが
それでも現行モンスターも負けないくらい
ぎくしゃくしている。
696などは万人向けとされ、初大型二輪あるいは
初心者女性にも適合、的な案内を見かける。

軽さという点で女性向きだったりするのだろうか。
L型エンジンのおかげで幅も狭い。
いや、あの急なシート傾斜と滑りおちる股間を
しこたまに打たないという点では
正しく女性向きだろう。

容姿でいえば旧モンスターに軍配はあがる。
696はプラスチック成形パーツが多すぎて
初見、なんやこれプラモデルかッと思ったくらいだ。
でも、トレリスフレームを中心とした
空冷L型デスモの構造はやはり、他車と一線を画す。

「ドカの匂い」についてはまた別の機会に。


0 件のコメント:

コメントを投稿