2012/06/11

(No.1736): 渇仰のウグイス谷


一昨年、
年収でデカ一本強の減額という極めて悲惨な
迫害を受け、そのうちアレしますからと
体よく諌められながらも、口角泡を飛ばしながら
そんなあんた自分の身になって考えてみろや
などと何様のつもりか偉そうにまくしたてたと
思いねぇ、あれから数え百万年あいかわらずの
日照りだが君は進化の度合い二歩と半分
もっと賢く逃げて頂くというフレーズを
右から左に受け流しつつ当たり前の如く
一向にお給金があがらないので、一体どーゆー
了見なんでぇ、とまくしたてたいところなれど
そもそもあんたはそんなお給金をもらえるほどの
能力があるっていうのかえ、おい、おまいさん
おまいさんはそんなスキル持ちだとでも
思っているのかい、相変わらず何言ってるか
わかんねぇし考えも支離滅裂なおまいさんがよ
おい、おいとゆっている宝くじ当たれ。

よく2年も耐えた。
当たれ。




ぼろん、ぼろろん
ぶろん、ぶりりん

聞こえてきたよ
聞こえるよ
ウグイス谷から聞こえるよ

君の目の前 ほらすぐに
僕の真横を そらわかる
ホウキの先を 天に向け
空の隙間で くるくると
巡る滴の軌跡を追って
佇む風を 誘いで

ぼろん、ぼろろん
ぶろん、ぶりりん

聞こえているよ
聞こえてる
ウグイス谷からまた今度

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