2012/06/12

(No.1737): お酒が飲めない


既に有名な話しであるが筆者はお酒が飲めない。
大学生の時分は右も左もわからず且つ
大人の仲間入りだぜ的に無理矢理飲んでいたが
正直苦痛以外なかった。
どこが美味しいというのか全く理解できず
ただただ気持ちが悪くなる液体という
そんな印象しかない。

暑い時、お風呂上がりの冷たいビール
というのは経験はある。
飲んだ直後は確かにウマいと思った事はある。
問題は血液にアルコールが回り始めた頃だ。
ドキドキが激しくなり顔は耳まで真っ赤になり
そこで収まるならまだいいのだが、
大抵は気持ちが悪くなるか
貧血のように立っていられなくなる。
実際、社会人になりたての頃、
飲み会で調子に乗ってお酒を飲んで
帰りの電車中で貧血みたいになって倒れた。

アルコールを分解する酵素が少ないのだろう。
体質なのでどうすることもできない。
そんな具合だから、筆者の生活の中に
「お酒を飲む」という習慣は全くない。
普通にお酒を飲む人であれば
夜ご飯の時に晩酌などするのだろうと想像
できるが、お酒が全く登場しない人生なので
そのあたりのことがさっぱりわからない。

お酒を飲む人達とご飯を食べる時
いつもはっとする。
ビールやワインなどを注文するからだ。
ああーそうか、普通の人はここでビールなのか
などと感心する。

あと、居酒屋。
くだんの吉田類さんの酒場放浪記は筆者の好きな
番組だが、あんな酒場に五十歳近いこの歳まで
一人で入った事がない。
というか入れない。怖くて。
お酒を飲むことに関するマナーも一切知らない。

一昨年の中国出張の際、飲めない事を訴えるのが
気を使って大変だった。
あの国で下戸は問題外のような感じだ。
そうだとしても一向にかまわないけれども。
大抵はお茶を用意して頂いたり
逆に気を使わせてしまった感は否めないが
中には俺の酒が飲めないだって?と言わんばかりの
中国人がいて正直うんざりした。

とにかくお酒はまったく飲めない。
というか飲みたくない。
しかし、酒場の美味しそうな食べ物には
興味がある。
お酒を飲まず、お茶だけで、酒場で肴を
食べても怒られないものだろうか。
そんなことも知らない。

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