2012/06/13

(No.1738): 建アさんのお話


太宰府で飛鳥時代後期(7世紀末)の木簡が
出土された
との由。

戸籍に関連する木簡ということで
最古の戸籍ではないかとの由。

建ア身麻呂(たけるべのみまろ)さんが
世帯主という。
その妹の夜乎女(やおめ)さん
他に、
建ア成(たけるべのなる)さん
建ア咋(たけるべのくい)さん
伊支麻呂(いきまろ)さん
占ア赤足(うらべのあかたり)さん
得麻女(とくまめ)さん
白髪ア伊止布(しらかべのいとふ)さん
など。

素敵なお名前ばかりだ。
1300年前の官僚のご一族であろうが
今と名前のツクリがまるで違う。

この辺りの事は、当然まるで素人だから
テキトーなことを書き殴るわけだが
文字の意味というよりも「音」で名前を
付けていたという雰囲気も感じる。
「イトフさん」とか。
粋な名前だ。

1300年後の大勢の日本人に
自分の戸籍抄本が見られちゃうなんて
建ア(たけるべ)さんは
思ってもみなかっただろう。
個人情報も風前の灯だ。


ああ、たけるべのみまろ でしょ?
俺の6500代前の爺さんだや。
とか、いないかな。


西暦3300年、
1300年前の紙でできた戸籍が発見された。
エフオピとは誠におかしな名前だ。
とか。


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