2012/10/30

(No.1834): 物語の起点


食の軍師2巻を発送したから待ってろこの
駄菓子っぽい明治フルーツオレの美味いんだか
不味いんだかわかんない味野郎がッ、
といういつもの仕込みを経て、さて、
背中のおでき先生の様子を伺いながら本日のアテを
探す毎日ですこんにちわエフオピです。



映画やドラマ、小説などこと物語に登場する
主人公や或いはその周辺の物語を左右するような人物
というのは概ね以下の立場が多い。

・下っ端
・一匹狼
・現場一筋定年間近
・天の邪鬼
・変人

鑑みると、組織、非組織にかかわらず、
「物語」を立たせるための起点となる「事象」は
やはり「現場」に多いという公式であろう。
つまりお偉いさんの机の上からでは物語は起きない
ということだ。

筆者の狭過ぎる視聴読破物を鑑みても概ね上述定石に
適っている。
すなわち

「ドールズ」:恒一郎(一匹狼)
「北斎殺人事件」他:塔馬双太郎(一匹狼)
「舫鬼九郎」:舫鬼九郎(浪人)
「ダイハード」:ジョン・マクレーン(天の邪鬼下っ端)
「相棒」杉下右京:(変人)
「パパと呼ばないで」安武右京:(下っ端)
「ウルトラマン」:ハヤタ隊員(キャップじゃない)
「ウルトラセブン」:ダン隊員(浮浪者で変人)
「サザエさん」:波平(現場一筋定年間近)

枚挙に暇がない。

しかし全てに共通することとして
彼らはただの一匹狼でも変人でも下っ端でもない。
そこには魅力ある物語を立ち上げるだけの力がある。
そういうスキルを持っている。
既成的な型にはまらないことで物語を牽引するのだ。
物語は常に非日常をまとっているからだ。

しかし例外はどこにでもある。
波平さんは日常である。
ただのおっさんだ。
ただのおっさんでも物語を立ち上げられるのだ。

諸君、物語を立ち上げよう。



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