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過日、スタジオ録音したdeweyの習作曲一編。
BR600の内蔵マイクによる一発録音。
自己の演奏は録音物にすると一目瞭然である。
集約すれば次の通り。
ノド元過ぎれば何とやらを地で行く心持。
すなわち、
あれ、今ちょっとタイミングがズレたかな
と思った刹那既にそのことを忘れている。
過ぎたことは過ぎたこと
どうでもいいや、前を向いて歩こう
へらへーら。
という姿勢なものだから、反省する暇もない。
従って、録音物を一聴すれば
なんだってこのガタピシなドラムは誰なんだいおまいさん
と訊ねられること請け合いの妙技。
ガタピシの原因を探る。
着座姿勢に由来する基本的技能不足ということは
百も承知なのだが
その所為でキックのタイミングが覿面に悪い。
恐らく、64分音符くらい遅れている。
時間のズレがある。
いや、ひょっとすると32分音符ほどの長時間かもしれない。
しかし、スネアの16分オカズにおいては
32分音符程度、突っ込んで叩いている。
キックは遅れ、オカズスネアは走り、
ハイハットもファジーに揺れる。
これがガタピシの由来である。
答えは一つしかない。
すなわち、日々の練習あるのみである。
近道も何もない。
スティックを持て。
メトロノームを聴きながらひたすらに
オルタネイトで叩くのだ。
そういう日々を常としなさい。
今から私は、そう報告してくる。
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