2009/10/22

(No.919): 立ち上げの極意


思い立ったらすぐに制作できる環境があるといい。
音楽制作。

昔は、あちこちの電源を入れ、
毎回ケーブルを這わせ
本編に入るまでの準備がずいぶんとかかった。
それでも、若い頃はモチベーションも高く
且つそういう一つ一つの作業も
既に創作活動の一部だと思っていたので
苦もなかった。

ところが、歳をとってからと言うもの
むしろ、ポンポンポンと三つくらいの動作で
全て準備完了となるシステムに憧れるようになった。

なんせ、昔はオープンリールの、しかも
ハーフインチのテープの8トラックMTRだったから
先ずはヘッドの掃除から始まるのだ。
そういえば関係ないけど
入出力にはdbxノイズリダクション装置を接続していた。
思い出したら懐かしい。


本当に、今の環境はまるで魔法だ。
だってMTRなんてものもない。
全部コンピュータで完結している。
楽器までこの中に入っているのだから。

筆者はCubaseを使っているが、
ATARIからAppleMacintoshに移植された直後からの
ユーザーである。
気の遠くなるほどの長さだ。
しかし、それ以前ではハードウエアのシーケンサであり、
シーケンサ自体もなかった時代も長かった。

そんな時代から考えるとまるで夢のようだ。
しかし、冒頭でも記したように
それでも、今はもっと簡便にしたい。
Cubase専用パソコン、オーディオインターフェイス、
ニアフィールドモニタ、MIDIコントローラは
常時接続し、電源を一つポンと入れれば
全てが立ち上がるというのが、現筆者の理想である。


今はこのノートPCを普段のインターネットや
そもこのブログ執筆などに使用しているが、
有事の時はオーディオインターフェイスを差し込んで、
ケーブルを這わせて、モニタをつなげて
Cubaseを立ち上げる。ああ面倒くさい。

今も、mincaシャッフルバージョンが
頭の中に鳴っているので、取りこぼさずに
書き留めておきたいのだが、
そもそもこのブログを書いているため
如何ともし難い。

書き終わった時には
しおしおのぱぁ
である。

2 件のコメント:

平 さんのコメント...

この間鍵盤堂にいったのですが、DAWソフト+midiコン+76鍵midiキー+オーディオI/Oセットが売られておりました。

全デバイスの電源オン+起動終了までの時間を考えて気が遠くなりました。

シャッフルバージョン楽しみです。

dewey エフオピ さんのコメント...

>平さん
今の環境が、
音楽制作するぞという事態で
ようやく、オーディオインターフェイスを
PCに挿したり、もろもろワイヤリングしないと
いけないので、めちゃくちゃ面倒なんです。


諸々を挿しっぱなしにしておけばいいんでしょうけど
ノートPCなので、その辺が逆に自由度がなくて・・


シャッフルバージョンは
当日、片言の日本語とジェスチャーで説明します。

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