2009/10/02

(No.898): DOEPFERの発想


久々に心底欲しいと思わせる電子楽器デバイスに逢う。

DOEPFER Dark Enegry



筆者も所持しているMS-404という
アナログモノフォニックシンセサイザーの
後継機種とのこと。
1UラックマウントのMS-404とは、見た目は
全く異なるテーブル設置型である。

とにかく、このノブとスイッチの配置といい
側面の木製パネルといい
そして、パッチ型シンセ然としたジャックといい
そのジャックの中にとぼけた顔でAUDIO出力があったり
外部AUDIO入力があったり
もう、CV-GATE変換といい
ケチを付けるところが全く無い。
背面のデザインもこれまた恐ろしく秀逸である。

スイッチのシンプルさはMS-404譲りだとしても
このノブの形状を見てみよう。
なんとマッチしていることか。
これほど、筆者の嗜好に合致している電子楽器デバイスは
四半世紀に一度あるかないかというくらい完璧である。

極論を言ってしまえば
筆者にとって出音など、二の次である。
この存在自体が奇跡だ。

こういう容姿でこういう入出力のある
電子楽器デバイスを待っていた。



おまけ。
DOEPFER OEM KIT SERIES



MIDIコントローラーを自作するためのメイン基盤群。
こんなものを売るなんて、素敵すぎる。
製品紹介を読んで興奮した。
自分の好きなケースに、自分の好きなスイッチやノブを
これまた好きなように配置し、
オリジナルのMIDIコントローラーを製作できるのである。


Dark Enegryといい、このキット群といい
DOEPFER、やはりあなどれないメーカーだ。
とてつもない賛辞を贈りたい。










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