2011/10/03

(No.1513): 謙虚謙恭


例の「ニュートリノは光速を超える」件に
関して筆者は一つの持論を得た。

現代の科学が万能だとか全能だとか
心のどこかでは妄信していたのだが、
それはやはり全く違っていたのだ。
人間の知性を越える現象は確かに
存在するのだということを確信した。
しかも普通に存在しているのだと。

確かに、
ニュートリノが光よりも速いからといっても
「今の科学」ではそれでタイムマシンが
作れるだの、或いは惑星間ワープ航法が
できるだのといった開発は不可能である。

今回の件でわかったことは
現在の科学の全てが絶対ではなかった
ということだ。
だから、ずっと遠いどこかの惑星の知的生命が
ニュートリノを応用して次元移動の技術を開発
したとしても何の疑問も持たない。
なぜなら我々の科学力など自然の理からみたら
ほんの僅かな部分しか解明できていないと思うからだ。

この先、きっと我々は自然の理を少しずつでも
解き明かしてゆくことだろう。
今までの科学では到底証明できなかった様々な
現象や事象が、どのような仕組みや理論で
成り立っていたのかということが
明らかになってゆくだろう。

我々の存在する世界は
広大な空間と気の遠くなるような時間とが
織り成すこの宇宙の一部であり、
そこには我々が認知可能なレイヤーばかりでは
ないことを理解しよう。

深海の魚が陸の生活を知ることが出来ないのと
同じ理屈だ。
だから我々は謙虚にそして真摯に過ごすべきだ。










0 件のコメント:

コメントを投稿