2011/10/05

(No.1515): 音楽具備


おーい、聞こえるー?

といういつもの枕で始めながら
粛々と打つ。

筆者はSteinberg Cubaseを20年以上
使ってきた。
だからCubaseでの作業は自分の庭を
散策するかの如くであり、
やりたいことが音楽的思考のまま
解決できる。
どうやれば実現可能かということを
調べる必要がない。
これは創造過程において強大な力である。

翻って、Ableton Live8においては
初心者マークを3枚くらい額に貼って
おきたい心境のスキルしかない。

未だに
セッションビューとアレンジビューの
関係が自分の言葉で説明できない。
こういうことをやりたいんだけど
そのためにはどうすればいいのか
という逆引き的な問い合わせを
ネット上に投げると、スペシャリストの
方々が教えてくれる。
そういう手法を駆使しつつ
正規のマニュアルを読みつつ
実際の作業を行いつつ
試行錯誤の繰り返しである。


まだ満足に曲を制作するという段階には
到達できていないが、Ableton Live8を
ここまで弄ってきた感触を列挙すると
概ね以下の通りである。

・機能が豊富すぎて全体を把握し難い
・直感的なUIであるが、基本概念を
 抑えておかないと何もできない
・オーディオファイルのBPM合わせの処理
 (ワープ機能)は秀逸
・MIDI打ち込みがし難い
・エフェクトのインサートはD&Dで直感的
・制作なのかライブ用なのか目的を
 はっきりさせておかないと作業し難い

こんな感じだろうか。

そもそも
Ableton Liveには「PCDJ」という言葉が
よく用いられるように、DJツール的な
要素を色濃く感じる。
一応はDAWというカテゴリでありながら
CubaseやLogic、ProToolsなどとは
別ジャンルのソフトウエアだと思う。
何はともあれ新しいことに挑戦するのは
楽しい。



Ableton Live8 難しいけど面白い。
一行で済む話だ。








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