2011/10/08

(No.1518): 昭和入庫


パンダ車別名FIAT Panda100HPの
クラッチリレーズシリンダー交換のため
フィアットディーラーを訪なう。

過日グリスアップを施してからは
顕著な不具合をみせていないのだが
1年前からの症状であり、やはり長時間
または渋滞時などでシリンダーが暖まると
クラッチペダル踏み込み奥に抵抗を感じるし、
戻りも渋くなってくる、であるからして
ここで部品交換によって完全に
払拭したいという心持ちだ。

土曜午後のフィアットディーラーには
何組かのお客さんもおり
やはりFIAT500人気の衰えはまだ感じられない。
店内展示車両のほとんどがFIAT500シリーズで
埋め尽くされている。
アルファロメオは2台くらいだったか。
パンダなど、面影すらない。

パンダ車を入庫させ、JRの駅まで歩く。
駅までの裏道はお気に入りのコース。
そのコースの途中に、
昭和の面影が小さく残っている場所がある。
昭和30年代に建てられたと思しき木造の
民家があるのだ。
その家屋の雨戸の造形が素晴らしい。
写真を撮ろうと思ったが、お店でもなく
普通に人がお住まいの民家なので写真は
遠慮した。

ちなみに、
この街は北側の一部が古道具屋街でも
有名なのだが、そういったお店の
店構えなどにはそれっぽい昭和の匂いを
感じさせる作りが多い。
しかし、このお宅は古道具屋さんではなく
ただの普通の民家のその佇まいが
なんともいえず自然の存在感なのだ。

筆者の子供の頃、昭和40年代前半では
こんな風な家ばっかりだったように思う。
そういえば筆者自宅もそうだったなーと
感慨深い。

ちなみに、この民家の少し先に
やはり昭和30年代〜40年代のものであろう
住所看板のホーロー看板が板塀に
打ち付けられている場所がある。
住所表記が昔のままだと思われる。
極めてレアだ。

それにしても、
東京23区内であるにもかかわらず、
このあたりはよい環境が残っていると思う。





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