2011/10/12

(No.1521): 林檎雲海


実は最近の拙屑コラム(これ)の執筆は
MacBookでやらかしている。
それは、くだんのAbleton Live8を某しないと
いけないので、某ついでにWindowsマシンを
いちいち立ち上げるのが面倒だからなのである。
こういう日本語文法がちょっとアレな塩梅もまた
オツなところだ。

さて、
巷ではくだんのiPhone4Sを試してみました的な
記事などもちらほら散見できるご時世、
どんな塩梅式なのでしょうかとつらつらと
読み込んでみると、やはり、キーワードは
iOS5とiCloudである。

筆者は特にiCloudに関心を寄せる。
無料のストレージサービスは掃いて捨てるほど
あるが、それらとはやはり一線を画す仕組みのようだ。
しかも説明によると、Appleデバイス以外にも
Windowsマシンからでさえも使用できるというのだ。

写真や動画、音楽データ以外でも
連絡先、カレンダー、Eメールなどのデータを
クラウドに保存でき、それを自分の他の
デバイスからでも利用できる。

例えば
iPhoneで撮影した写真をその場でMacからでも
閲覧でき、且つMac上で編集したものを
iPhoneでも見られるとか、
iPhoneで撮影した動画をその場でiPadからでも
鑑賞できるとか
そういった使い方ができる。
つまり、iPhoneからiPadへデータを移動したり
或いはコピーしたりすることなく共有できている的な
塩梅式なのである。

そして、特筆すべきはこれら一連の動作の中で
どこかのサーバーにログインしたり、認証したり
する作業が一切なく、全てはいつも通りのやり方で
良いというのだ。
つまり、
ユーザーはクラウドを意識することなくクラウドを
利用できる。
ただし、5GBという範囲である。
それ以上は有償である。

このモデルこそ、真のクラウドを実現できている
のではないかと思う。
元々クラウドというのは、自前でサーバーを運用する
ことが専門的で難しいため、
サーバー管理をしなくても利用したいといった
ニーズが形になったサービスである。
従って、iCloudはただしくそれを実現できた
クラウドサービスの一つだと思う。





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