2011/10/18

(No.1525): 以後仮想


2007年頃に日本でも取りざたされた件。
すなわちリンデンラボのセカンドライフ(SL)。
公式サイト wiki

やり始めた頃の拙屑コラムにも
いくつかの記事を読むことが出来る。
2007年~2008年くらいまでは筆者も活発に
活動していた。
些かに土地を取得し、8部屋の二階建て
アパートを自作し、アパートの賃貸事業を
展開していた。
後に、土地も扱うようになった。
(結局売れなかったけど)

最盛期には、アパートは満室御礼状態で
日本人以外の住人もいたりでけっこう
賑やかだった。

しかし、その後インする時間がだんだん
減ってきて、去年には512sqmの自宅のみを残し
全ての土地を処分した。
今年などは2回程しかインしていない。


あれほど各種メディアからも注目されていた
セカンドライフは今どうなっているのだろう。

今のセカンドライフに関するブログや記事いくつか
(2008年当時の記事も含む)

セカンドライフの失敗から学ぶユーザビリティ
今セカンドライフはどうなっているのか?実際に始めてみた
セカンドライフは成長を続けていた
Second Lifeは終わらない
増えるユーザー、成長する経済



平等をきすため否定的な記事と肯定的な記事を貼った。

何が起こったのか。
2008年あたりから、参入していた大企業が
ぞくぞくと撤退をはじめ
そしてユーザー達は一様に「つまんねぇッ」、
「時間の無駄ッ」「何をすりゃいいんだッ」という
捨て台詞と共に去って行った。
そして昨年は
SecondLife運営のLinden Lab、CEOが退任
SecondLife運営会社が従業員を削減
といったニュースもあった。



そんななか昨日、久々にSLにインした。
MacBookから。
Macからは初めてだったが、ビューワーアプリを
ダウンロードし、ログインするまでたったの数分。
何の問題もなく自宅前に出現した。
新しいビューワーのおかげなのか
以前にもまして描画もさくさくと動き、
随分と軽い。

人が減ったと聞いていたわりには
筆者自宅周辺には7~8人が活動していた。
これだけいれば十分だ。
筆者の自宅があるのはメインランドのAxelという
名前のSIMで、レーティング区分General(昔のPG)
である。
ちなみにここら辺りは日本人は滅多にいない。

久々に戻ってみれば、自宅庭に誰かのクルマが
捨て置かれていた。
ポルシェだった。
ここに置かれては困るので返却してあげた。

しばらく辺りを飛行してみる。
(SLではプレイヤーは空を飛べる)
随分と景観が変わっていた、特に気になったのは
立ち入り禁止設定の土地が増えていること。
あっちもこっちも。
だから飛んでててもすぐに境界ラインに
ぶつかってしまう。
ふーん。

懐にある、お気に入りURLから
日本人SIMへテレポートする。
もうすっかり様変わりでもしているだろう
と、思っていたのだが
驚くべき華麗に昔の日本の街が再現されており
長屋然としたものが全てショッピングモールに
なっていた。
しかし、23時なのに人っ子一人いない。
それでも、懐かしくていろいろ見て回る。

噂によると、一般人はみな退会してしまい、
残っているのは3Dクリエイター等の方々が
多いという。あとは物好きな輩など。

筆者は3Dクリエイターではないが、
この世界に何か惹かれるものを感じてしまうのだ。
何故そのように思うのか、その原因が
わからないので未だ留まっている。

最期にこちらのブログを紹介。
現役のSLer様と思われる。
2011年にセカンドライフを始める人へ










0 件のコメント:

コメントを投稿