2011/11/02

(No.1539): 興憶世界


なるほど、合点が行く。
一般的に齢四十八にもなる人というのは
「ちゃんと」している人ばかりだ。
積み重ねた年齢に見合う経験や実績があって
それを持って年下へは良きアドバイスを授け
仕事では真摯で且つ積極的な取り組みをみせる
そういう年代である。
まず持って、社会のリーダー的なそんな年代だ。

ところが筆者の場合まったくもって、
落ちこぼれというワードがしっくりくる。
実際、中学生の時分から「落ちこぼれ」だった。
それが連綿と続いているに過ぎない。
根がちゃらんぽらんだからなどという理由は
理由にさえならないことを知らない。
会議中に平気でボケる。
そのくせその場しのぎには長ける。
何事も不完全で燻っている。

そんな昨今、ある真理に行き当たった。
「記録力」と「アドリブ」。
この二つの要素が得意な人は成功する人だ
ということを。

記憶力。
全て頭に入れておくことがベストだが
メモなどで補完しリードタイムが短ければ
概ね問題ないだろう。
筆者は健忘症かと思うくらいすぐ忘れる。
昨日の昼飯も覚えてない。

アドリブ。
別の言い方をするなら
「頭の回転が速い人」ということだ。
空気を読みつつ現状で最良と思われる回答を
即座にポンポンと答えられること。
しかも、上述の「記憶力」とコラボレーションすれば
より一層の破壊力を生む。
筆者は仕事も音楽もアドリブに弱い。
頭の回転が超絶遅い。
遅過ぎて他の人についていけない。


記憶力などは言うに及ばず、
アドリブが利く人というのは
分析能力にも優れており
困難な状況でもそれを打破するための
知恵が生まれる。
従って、
記憶力とアドリブに長けている人は
あいつはデキル奴だ、
この案件はあの人に頼もう、
じゃ君が主担当で、
彼に任せれば安心だよ、
というような信頼を勝ち得ることが出来る。

こんな屁のような屑糞コラムを執筆しているようでは
とても太刀打ちできそうもない。
だから放屁放尿でもして寝るのが一番だ。
つくづく筆者には関係ない世界だ。




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