2011/11/18

(No.1554): 生卵雑話


何をやっても役立たずな筆者がお送りする
今日のアジェンダです。

・生卵憚

白状すると筆者は生卵が苦手だ。
黄身は大丈夫だが、白身のあの
にゅるにゅるとしたところが
どうにもこうにも苦手なのだ。

「卵かけご飯」という料理がある。
実際、何度も食べたことがある。
この旨さは知っている。

しかし自宅ではまず食べない。
しかし例えば、
旅館やホテルでの朝食。
添えてある細長い焼き海苔と
一緒にかっ込む旨さよ。
そんな時は
苦手な白身のぷりゅんとした物体も
いつの間にか平らげている。
しかし自宅ではまず食べない。


先日、仕事での外出時のこと。
皆でお昼ごはんで「松屋」に入った。
生野菜も食いたいなーと思い、筆者は
生野菜セットと牛丼(並)の食券を購入。

運ばれてきた品物を見て驚いた。
サラダと一緒に別の卵用器に乗った
生卵が出てきたのだ。
そうか、「セット」というのは
このことかと合点する。

しかし、筆者は
「松屋?松屋に来たら毎回このセットよ」
的な身のこなしを意識しながら
卵を割り、軽くかき混ぜてから、いや
入念にかき混ぜてから
牛丼の上へ流し込んだ。

おそらく通の人は、
そのまま牛丼に割り入れるのだろうが
その絵を想像するだけでも
身震いしそうだったので
専用器の中で白身と黄身が一体と
なるようにぐるんぐるんかき混ぜたのだ。

白状すると、牛丼に生卵をかけて
食べたのは今回が初めてだった。

なんちゅうー美味さだ。
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが、
全体的な美味しさが勝った。
食わず嫌いとはよく言ったもんだ。
しつこいようだが
白身のぷりゅんは相変わらず苦手だが。

なお、ゆで卵はむしろ好物だ。
「塩」をおいしく味わうにはゆで卵だ。



生卵が苦手だが牛丼にかけて喰ったら
うまかった。
一行で済む話だ。








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