2012/02/04

(No.1625): 交差点の点景


夜、凡そ20時半、外気温2度、都内、
六級改号別名ducati m696で快走。
寒くもなく暑くもなく、
強いてあげるなら
指先がもう痺れきって
感覚ないじゃんってそれって
寒いってことなんじゃねぇの
ちげーよーばか
そんなこと言ってねぇーじゃん
ちげーよーばか
と無限ループを回していたら
前方の交差点の信号が黄色に変化したので
はいはいと速度を緩めて制動姿勢に入る。

筆者の前を走っていた黒いBMWが、
(セダンではなく車高の高いやつ)
その交差点を左折しはじめた。
まぁ微妙なタイミングではある。
交差点進入時は信号は黄色だったと思う。
直進の横断歩道の信号は既に赤だった。
交差点では普通、
歩行者用信号は先に赤になる。

そのBMWが左折している最中に
歩行者が渡ってきた。
歩行者は若い男性らしい。
マフラーと帽子とコートを着ていた。

その歩行者がBMWに向かって
ガンを飛ばしながら、なんか言ってた。
たぶん人が横断してるのに危ないとか
そんな事だと思う。
BMWの運転手も窓を開けて
なんか言ってた。
まぁわりとよく見かける
言い合いの風景だ。

ところが、
それで終わりかと思ったら
そのBMWが、左折した直後にあった
コンビニの駐車場に無造作に停めて
30歳代後半と思われるちょっと強面の
運転手がドア開けっ放しで飛び出してきて
歩行者はもうどんどん先を
歩いていたのだが
そこまで走って行って
歩行者の前を塞いで

てめぇ待てコラ、おいコラ
謝れコラ、謝れッ
おめぇに言われる筋合いなんぞねぇ
てめぇ信号赤だったろうがおいコラ
こっちはその前に曲がってたんだよ
ふざけんなコラ
どんだけジコチュウなんだよてめぇ
おいコラふざけんなコラ

などと大声で喚き散らしていた。
筆者のフルフェイスごしでも
聞こえたくらいだ。

一方、歩行者の方も猛然と
応戦しているようだったが
残念ながら声は聞き取れなかった。

そうこうしているうち
信号が青になったので
それを横目で筆者は走り去った。


仮に筆者がクルマ側であのような
状況になった場合、あの運転手みたいに
外に出てまで責め立てたかどうか。
もう、あんな状況になってしまうと
非があるのはどっちだろうか
というのも馬鹿馬鹿しくなる。
だいたい、お互いが相手が
悪いと思っているから始末が悪い。

自分に非がないと信じ込んでいる人は
猛然と立ち向か。
何故なら、自分が正義なんだから。
矢でも鉄砲でも持って来いって感じだ。








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