2012/02/20

(No.1639): ある種の二輪雑感


自分にとっては日常である六級改号別名
ducati m696++を駆っているその様子は
初見であるところの路上歩行市民或いは
四輪運転手の方々には、一瞬のみの気付きを
与えているということを認識した。

即ち、その気付きの民草においては、
全てがオートバイに気があるお人である。
逆に言うならば、オートバイに気がない
方々には、ノーリアクション、もしくは
ガタガタうるせぇな早く消えろやこの
着膨れ刈り上げ野郎がッと寒々しく
罵られるのが関の山だ。


さて、しかし、ちょびぃいとでも
オートバイに嗜好のある方は、まずもって、
六級改号の排気音、正確には
デスモ機械混合音に敏感に反応される。

すわッと振り向く人。
目で追う人。
中指をおっ立てる人。
RPGで砲撃してくる人。
様々だ。


二輪同士の場合。
ライバル視されることが多い。
例えば、交差点先頭。
こちらはまったくその気はないのに
緑色フルカウルのその二輪はこちらを
意識している。青信号の刹那、
緑カウルは猛然とスタートする。
しかし一人相撲状態。
なぜならこちらは、ピザーラお届け
3輪原付バイクにすら抜かされているのだ。

こんな一般道で一体何をしようと
言うのでしょうか。
危険回避時など必要な時は出すが、
それはここではないのです。


とはいうものの、ちんたら走るだけではなく
教習所でも習ったメリハリのある運転は
重要だと思う。適材適所で、且つ
周りを見る運転を心掛けている。

流れを読むっていうか
気を感じるっていうか
蟠りを事前に察知するっていうか
そういう感覚。

ことオートバイは大気中を生身で
走行するものだから
季節との相性も良い。
匂い、柔らかさ、とか。
そういう感覚も澄む。


っていうか、
今夜はわりと寒くはないが
早く暖かくなってー。
春来い。








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