2012/03/15

(No.1660): 商人と職人と芸術家


たまに仕事以外の場で本音的な話しを
聞く事があるが、え、この人こんなこと
普段考えていたのか、すごいなーとか
こんなに洞察力ある人だったんだーとか
驚く事がある。

冷静に考えれば、実はそれは普通のことで
誰でも上辺だけでなく、中身はもっと複雑に
思考を巡らせているのだ。
しかし、そんな場面に出くわすと
必ず筆者は驚く。
なぜなら、筆者は普段、そんなこと
考えた事も無く、自分で言うのもなんだが
表も裏もないと思っているからだ。

良く言えばそうなのだが、悪く言えば
世間知らずとか、大人の関係を築けないとか、
或いは問題意識を持てないとか、そんな
ワードが思い付くのだ。
この社会ではそういう輩は
「この人は仕事が出来ない」と、評価される。

しかし、どう評価されようが筆者は
何も変えるつもりはない。
裏心を持つなんて、第一面倒臭い。
本音を心にしまって表面は180度違う顔
なんて器用なマネはできないのだ。
というか、そういうことに全く興味が無い。
だからそれでどう評価されようが
知ったこっちゃない。

ビジネスの場面では駆け引きは重要だ。
駆け引きとは腹の探り合いだ。
そんな高度なやりとりなど筆者には出来ない。
だから筆者は商人には向いてなくて
職人肌なのだろうと分析する。
或いは芸術家とか。
武士でないことだけはいえる。






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